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子どもが元気、いきもの元気、地域が元気 「湘南いきもの楽校水ガキ養成講座」  

●生き物いっぱいの楽校作り
絶滅危惧種、ウナギの保護を図ろうと、河川占用許可を受け、石倉カゴと間伐材魚礁
を設置しています。ウナギは特別採捕権がないと調査できませんので、神奈川県内水
面試験場のお手伝いとなります。

 

●ちびっこに大人気
お魚調べには毎回、たくさんの子どもたちが参加し、熱中魚捕りとなります。
この日の調査には地元、松原公民館と四之宮公民館の子どもたちが大勢参加しました
。泥だらけになりながら、ニョロニョロ、ヌルヌルを堪能しました。

 

●成果あり、石倉カゴ、間伐材魚礁
この日の調査ではニホンウナギ13尾、同じく絶滅危惧種のカワアナゴが27尾。ハ
ゼ類などたくさんの生き物が見つかりました。
●水質検査
国土交通省京浜河川事務所のご支援で、水質検査も実施しました。
透視度測定とパックテストを行いました。まずまずの水質でほっと一安心しました。

 

●ちびっこの感想は
最後に、今日は楽しかったかな?と聞くと。楽しかったと大きな声が返ってきました

水ガキがたくさん来てくれて、おじさんたちの大満足の1日でありました。
今回もたくさんの人たちのお手伝をいいただきました。スタッフのみなさんありがとうございました。(13)初記録オオヒライソガニ(圧縮)

 

「湘南いきもの楽校水ガキ養成講座」     海のお魚調べ

●相模川を丸ごと楽しむ

8月31日、ひらつかタマ三郎漁港で子どもを対象にした海のお魚調べを実施した。
平塚市漁業協同組合の協力で実現した。
水ガキ養成講座はまだ途中だが、源流域での皮むき間伐体験と清流の生き物調べ、中流域でのカヌー体験と魚採り、下流域での川の自然楽校、そして今回の海の生き物調べと、相模川を丸ごと楽しんでいる。
全部の企画に参加できた子、そうでない子、いろいろだが、最大の収穫は子どもたちのあふれる笑顔に接することができたこと。

自然との触れ合い、生き物との出会いが、如何に大切かを知る旅となった。

 

 

●1日で81種観察

海のお魚調べでは、定置網漁で獲れた魚、子どもたちが港内で捕獲、見たもの、夜の集魚灯に集まったものなど、1日で81種となった。
暮らしの近く、ひらつかタマ三郎漁港にたくさんの生き物がいることを知った。
これは、講師、手良村知功さん(東京大学水産実験所修士2年)のおかげ。
先生無くして今回の企画は成立しなかった。
魚に対する愛情、豊富な知識、話術が子どもたちを惹きつけた。

 

 

●ミニミニ水族館

水槽の中はカワハギやサザナミフグ、ニジギンポ、オヤビッチャなどの稚魚であふれた。
見ているだけで楽しい。でも、子どもたちは見ているだけではダメ。とにかく触りたい。飽きずに水槽に手を入れている。
お魚にはしばし我慢してもらった。
魚釣りに訪れた市民も覗いていく。
釣り上げた魚の種類を聞きに来る人、釣った魚をくれる人、釣竿を持たしてくれる人など、魚と子どもたちが人と人をつないだ。

 

 

●夜の生き物に魅入る

圧巻は夜の生き物調べ、スポットライトで海を照らしているとプランクトンが多数水面に集まる。筋になって、たなびく。
それを狙って小魚が集まる。アンドングラゲの長い触手がユラユラ。みんなを惹きつける。幻想的だ。魚の群れが目の前をよぎる。
シラスやシラスウナギ、イカの赤ちゃんも登場する。
はしゃぐ子は一人もいない。みんなじっと海をみつめる。
あっという間に時間が過ぎる。心に残る体験になったようだ。

 

 

 

●魚も採れたが、ゴミもいっぱい。「ゴミは捨てない」の声も。

最後に、魚採りは流れ藻の下を探るが、港内にあるゴミもいっぱいすくってしまう。
子どもたちから「きたない」「お魚がかわいそう」「ゴミは捨てない」との声があがった。
藻は海に返すが、ゴミは陸にあげる。
毎年、ゴミ拾いを実施しているが、こんなシーンは見たことがない。
ゴミが自分ごとになった瞬間を見たような気がする。

 

●港内のお魚調べは満潮時、ライフジャケットが必着。

とても魅力的な観察会だが、生き物に詳しい講師が欠かせない。
毒を持つ生き物のことをアナウンスする。
水面との距離が近い満潮時に実施すること。干潮時では網が届かない。
ライフジャケットは必着。
木の浮き輪を用意する。スタッフは見守り隊に専念するなど、最新の注意が必要である。
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森が、山仕事が、清き流れが、子どもたちを元気にする。 桂川・相模川上下流交流会

相模川の上流域を桂川と呼びます。山梨と神奈川の県境を越えて「いい川づくり」に取り組んでいます。今年で4年目の上下流交流会。源流域の山梨県で清流の生き物調べと皮むき間伐体験を実施しました。

 


大半の子が清流での川遊びは初体験のよう、「冷たい、楽しい」との声であふれました。きれいな水に棲む生き物が多数みつかり、熱中、生き物調べとなりました。
下流域の飲料になる水をきれいにしようという呼びかけが素直に心に入る体験となりました。
森と海はつながるをコンセプトに開催した皮むき間伐体験は子どもたちの心を揺り動かしました。「こんなにも木がつるつるしていると思わなかった。これからも自然を大切にしようと思った」「自然とかかわる体験ができた。森を大切にすることをつなげていきたい」と新鮮な体験になったようです。

 


皮むき間伐は、スギやヒノキの皮をはぎ、枯らして用材にします。葉でできた養分が根に届かないため1年余りで木は枯れます。重量が三分の一になり、作業が軽減されます。力のない女性や子どもたちでも間伐に力を貸せる有用な方法と注目されています。

 


プログラムの根幹は、森と海は繋がっていること、森林管理の重要性を伝えます。
人間本位ではなく、生き物と共存した生き方を伝えるため、法螺貝を吹き、山の神様と切る木に対し、切らしてもらうことの許しを得ます。
山の中の作業は人知を超えたなにかの存在を感じさせます。500年後に豊かな森になるよう、みんなで祈りました。山神様の存在を感じたのでしょうか、はしゃいでいる子は一人もいません。生き生きとした笑顔があふれる催しとなりました。20(圧縮)