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カブトムシ幼虫ゾロゾロ!驚きの232頭

1月28日、みんなの畑の農作業は踏み込み温床づくり。落ち葉と米糠、鶏糞をサンドイッチ状に積み、水をかけ、足で踏み込む。この日は4段積んだ。もう一段積みたかったが落ち葉がなくなった。
1週間ぐらい経つと発酵し発熱してくる。その熱を利用し、トマトやナス、キュウリやピーマンなどの夏野菜の苗を作る。作業のおまけはカブトムシの幼虫。昨年作った温床は落ち葉堆肥になっていて、カブトムシの幼虫がゾロゾロ出てくる。これがちびっ子たちにはたまらない。カブトムシ大臣になってしまうのである。
もう一つのおまけは運動能力のアップ。落ち葉を入れ、足で踏み込むのであるが全身を使うので体が熱くなってくる。ダイエットには最適だ。そうそう、ちびっ子の皆さん、これはと思うカブトムシをお持ち帰りに。それ以外は大きなカブトムシに育ってねと落ち葉堆肥の中に戻した。

カブトムシの幼虫が箕にいっぱい。
落ち葉を踏み込む。体がほてってくる。
水をかける。積み終わったら、ビニールをかけ、温室にする。
そうそう、落ち葉は進和学園さんのやえくぼで集めた。有機農業にとってはお宝である。

秘密ではないが、なぜか秘密基地づくり!

この日は竹林管理に合わせ、トトロの迷路づくりに汗を流した。竹の切り方や枝の打ち落とし方などを習った。初めはおっかなびっくりであったが、何本も切るうちに手際が良くなった。そうなるとエンジン全開。竹が切り出されトトロの迷路が整備された。切り出した竹を使い、秘密基地づくりを楽しんだ。三森先生にロープワークを教えてもらい、アメリカインディアンのテイピーを作った。原っぱにテントが立ち並んだ。ズーッと残しておきたいが、最後は撤収。悲しくて涙が出てしまうチビッコもいて、アンクルうすいも、もらい泣き。そのくらい思い入れのこもったテントができたのである。
*1月22日、水辺の楽校の自然と戯れた仲間たち:子供13、大人13、スッタッフ4、講師1=31人

竹の切り方を習う。地際で水平に切る。
こういう切り方はNG。つまづいたり、足を踏み抜いたりする危険がある。
トトロの迷路の整備が進む。
竹の棒を使い、枝を落とす。初めは上手くいかないが、慣れると手際良く枝が落とせる。
三森先生にロープワークを習う
3本を束ね、支柱を立てる。ちびっ子がつる下がってもびくともしない。ちびっ子の大人気となった。
柱の周りを切り出した竹で覆うとテントの出来上がり。
完成!隠れ家。
隠れ家を使って鬼ごっこが始まった。歓声が楽校に響きわたった。
本日の贈り物。エノキの葉の下にアカボシゴマダラの幼虫。背中の突起が4つ。ゴマダラチョウは3つ。

海は広いぞ、楽しいぞ、熱中!ビーチコーミング!

毎回、いろんなものが見つかるビーチコーミング。今回のヒットはウミウシの仲間のヒラカメガイ。参加者の杉山真由美さんが葉山のしおさい博物館に問い合わせてくれ、同定できた。感謝!ネットで調べたところ、海の中を泳いで生活しているとのこと。こんな生き物がいるとは!生物多様性の凄さの一端を知ることができた。それにしても、砂礫の中からよく見つけたものである。観察力の凄さに脱帽する。
この日、海の自然を堪能した仲間たち:大人11、子供10、スタッフ4=25人

ヒラカメガイ。老眼の私には見つからない。
東の相模川、西の花水川に挟まれた狭い海岸であるが、陸から流されてきたもの、海由来のもの、生きているもの、死んでしまったもの、陶器やガラスの破片など、いろんなものが見つかる。季節によっても見つかるものが変わる。とにかく奥が深い。
この日はシーグラスがたくさん集まった。
丸く穴が空いている。ツメタガイが穴を開け、中身を食べた。
とにかくいろんなものが見つかる。この日は42種確認。加えて野鳥9種。クロサギ1羽、珍客、ズグロカモメ1羽も見た。
会員の大友さん親子がシーグラスアートを作られました。
クラゲにしたり、お魚にしたり、なかなか素敵なお皿ができました。可愛いね!

〇平塚海岸ビーチコーミング確認種一覧(漂着物)
実施日時:2023. 1. 15(日) 9:30~12:00
天候:曇り
場所:平塚海岸(ビーチパーク前~龍城ヶ丘東側)
指導・説明:深澤 博(湘南いきもの楽校)

確認種:(貝類・巻貝のなかま)
・シマメノウフネガイ・ツメタガイ・ヒメトクサ・クリフレイシ・ウノアシ
・ナガニシ ・ダンベイキサゴ(別名ながらみ)・キサゴ・メダカラガイ・ホシキヌタ・ヒラフネガイ・ヒラカメガイ(※「ヒラカメガイ」は、杉山真由美さんが葉山のしおさい博物館に確認してくれました)
(貝類・二枚貝のなかま)
・ナミノコガイ・ヒナガイ・エガイ ・コタマガイ・ハマグリ・チョウセンハマグリ・ワスレガイ・ミタマキガイ・ベンケイガイ※・サルボウ・サトウガイ・バカガイ〈別名あおやぎ〉 ・チリボタン・ナミマガシワ・クチベニガイ・マガキ・イワガキ・ミゾガイ・ムラサキイガイ・ミドリイガイ・ミノクジャクガイ(※ベンケイガイを現場で「カガミガイ」と言ってしまったかも知れませんが、「ベンケイガイ」です)
(甲殻類)・モクズガニ・ヒラツメガニ・オオアカフジツボ
(ヒトデ類)・ヒラモミジガイ
(ウニ類)・ハスノハカシパン
(陸上の植物の実や種)・オニグルミ・ヒメグルミ・ウメ・アカマツの各種子
(周辺で確認された鳥類)・ミサゴ・カワウ・ズグロカモメ・クロサギ・トビ・キジバト・ハクセキレイ・カワラヒワ・ハシブトガラス

面白いこと、美味しいことがてんこ盛り!みんなの畑

1月8日のテーマは竹林整備と火起こし体験。大根抜きやニンジン抜きも楽しんだ。
竹林整備はイノシシとシカ対策。身を隠せる場所があると畑に近寄りやすいので管理が必要だ。切り出した竹は集めて燃やす。生の竹も混じるのでバチバチと大きな破裂音がする。ストレス発散!なんだか気持ちが良い。おまけは焼き芋。昔の餓鬼大将のテクニックがみんなを唸らせた。信じられないくらいの美味しさで30個余りの芋があっという間に無くなった。次回は1月28日、城所畑で踏み込み温床を作る。カブトムシの幼虫が歓迎してくれるに違いない。
そうそう、みんなの畑のコンセプトは自分で作った安全・安心な野菜を食べること。参加したい人はセット野菜を購入していただく。2月から夏野菜の種蒔きが始まる。この夏は自分で作ったトマトや茄子で食卓を飾ろうではないか!

*上吉沢「台の畑」で遊んだ仲間たち:子供12、大人12、スタッフ3=27人

先ずは火起こし。切り出した竹をみんなで集め、火をつけた。
焼き上がったサツマイモを掘り起こす。
見てください。この美味しそうな色。絶品の焼き芋でありました
おまけは三浦大根抜き。スコップで掘るが一筋縄ではいかない。
火を消す時は平に広げる。よく燃やせば水や土をかけなくても済む。畑でなくてはできない体験だ。
ちなみに後ろに見える赤い札は鹿よけ。先端に忌避剤が入っている。多少は効果があるようだ。昨年夏に畑でバッタリ出会い驚いた。なんでも食べてしまうので生産者にとっては困りダネである。

2023初春! ご寄付をいただきました!

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社様より、ご寄付をいただきました。
卯年の年頭を飾るにふさわしい吉事であり、大変嬉しく、フィールドミュージアムづくりに有効に活用させていただきます。ありがとうございました。

同社はNTTドコモグループの情報通信システムを担っている企業で、サステナビリティ活動に熱心に取り組まれています。その一環として、同社と職員の皆様が協力して取り組んでいる「社会貢献活動ポイント制度」が実施されています。昨年、職員の皆様の活動実績に基づく寄付金の贈呈先が社内公募され、「自然環境保護」部門で私たちの2021年の活動が評価されました。同社の職員の磯田勇人さんが当法人の会員で、今回の寄付に結びつきました。重ねて御礼申しあげます。

風車の前での贈呈式(2022年12月20日)
総務人事部サステナビリテイ推進室・サステナビリテイ推進担当「長谷川暁子さん」から目録をいただきました(右から三人目)。左から二人目が磯田勇人さん。

尚、長谷川さんはビーチバレーの選手としても活躍されています。
https://group.ntt/jp/magazine_s/heroes/a_hasegawa/