湘南つばき油プロジェクト

ヤブツバキを植栽し、椿油の生産を図ります

農家の高齢化や後継者不足、鳥獣被害などにより、里山で荒廃農地が広がっています。里山環境を保全するためには農業振興が欠かせません。そう考え、ヤブツバキを植栽し、椿油の生産に取り組むこととしました。

なぜヤブツバキなの?!

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ヤブツバキ 神様の宿る木と言われています

ヤブツバキは日本の自生種です。椿油は、皮膚になじみ易く、保湿効果が高いことから、食用・化粧用として古くから活用されています。花も美しく、湘南地方の景観を彩っています。

ツバキの花はメジロやヒヨドリ、昆虫類などの密源になっています。それにより、実が結実します。椿油の生産は、自然に優しい環境づくりにつながります。

椿油が不足しています

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椿の実 良質な油が絞れます

健康志向の高まりから椿油が見直されていますが、過疎化や農家の高齢化などにより生産量が減少し、原料が不足しています。実1㎏に対し300㎖しか油が絞れないことに加え、丘陵地などに自生しているため、収穫はすべて手作業。選別も人力で行われるなど、たいへん手間がかかります。長崎県の五島列島や伊豆大島などで生産されていますが、生産量が少なく、大半が中国等から輸入されています。それだけに小売価格は高額で、農業として魅力度は抜群です。

畑や里山で栽培

主産地である長崎県五島市では椿油の生産を増やそうと、畑での栽培に取り組んでいます。樹高を2m程度に抑え、栽培管理や作業性を向上させ、収量アップを図ります。湘南地方は温暖で椿油の生産に適しています。湘南つばきのブランド化を図り、地域農業の振興を目指します。

息の長い取り組みになります

ヤブツバキは選抜された品種では有りません。5年で実がなるもの、10〜20年かかるもの等、一本一本多様な形質を持っています。隔年結果で、裏作が長く、生産量も不安定です。

現時点では、椿の実の生産は農業として成立していません。花の品種改良は盛んに行われていますが、実を取るそれは行われていません。栽培技術も確立されていません。

五島列島の椿林を視察してきました。椿の林に入ると清々しく、とても心地よく、良い気が流れていると感じました。パワースポットでありました。調べてみると、椿は神の依り代(よりしろ=神の神霊が寄りつく)で春を告げる木。魔除けの力があるとされています。こんな林が湘南にあったら良いなと素直に感じ、椿油の生産にチャレンジすることになりました。

どんなことをするの

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里山にヤブツバキの苗を定植しました

 

  • 畑や丘陵地にヤブツバキを植栽し、椿の里山づくりを進めます
  • 食用油の生産や茶花等、多様な活用を図ります
  • 公園や街路樹など身の回りにある椿の実を集め、椿油を絞ります
  • 品種の改良、栽培技術の向上に取り組みます

参加するには

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