成果あり!石倉カゴ

ウナギの棲む川づくり運動展開中!
■成果あり!石倉カゴ
●日本の川からウナギが消える?
シラスウナギの漁獲高が前年漁期比1%と激減しています。(1月中旬時点)
その後、漁獲状況は持ち直したようですが、記録的な大不漁になっています。
シラスウナギは出荷するまで、半年から1年くらいかかりますので値上げは必須です。うな丼
は高嶺の花になりそうです。ウナギが減っている理由は、海流の変化等、いろいろな要因が
あるようですが、コンクリート護岸化や干潟やワンドの消失など、生息環境の悪化も見過ごせ
ません。
●ウナギのすみかづくり
ウナギを保護することは、川の上下流や左右からの流れ込み、田んぼやため池など、流域
全体の自然環境・生物多様性の保全を図ることにつながります。漁業振興や食文化も関係す
ると共に、ゴミ問題や水質汚濁問題など、私たちの暮らしの在り方そのものを問うことにもなります。3月24日、第一ステップとして、馬入水辺の楽校のワンドに石倉カゴと間伐材漁礁を設置しました。県内、初の取り組みです。
石倉カゴは、伝統漁法「石倉漁」と土木工法「蛇籠」を活用したもので、ポリエステルモノフィラメント亀甲網で造った樹脂製の蛇カゴです。中に石を入れ、沈めておくとウナギやカワエビなどが棲みつきます。モニタリングできるよう網がセットされています。
間伐材漁礁は神奈川県水産技術センター内水面試験場が考案したもので、木枠の中に間伐材を入れておきます。
共に定期的に生き物調査を実施し、ウナギなどの生息状況を調べます。設置は当法人が河川占用許可を受けて実施します。調査は特別採捕の許可が必要です。北里大学や神奈川県水産技術センター内水面試験場により行われます。P3040064

P5273431 (1)●モニタリング結果
5月27日、石倉カゴと間伐材漁礁のお魚調べを行いました。
カゴの中の石を取り除くと、ウナギ(11匹)やテナガエビ(多数)、大きな川アナゴなどがたくさんいました。第一回目の調査で、判断するのは早計ですが、多孔質空間が生き物のすみかとして有効なことが実証されたと思っています。

 

 

 

 

●水P5273463質試験も実施しました。
当日は国土交通省京浜河川事務所のご支援で、透視度測定やpHチェックなどの水質検査
も実施しました。結果はまずまず。生き物の棲める環境でほっとしました。

 
※参加者:子供8人、大学生21人、大人10人、スタッフ11人

トンボ池のエコアップ!

生き物の王国づくり
■トンボ池のエコアップ

馬入水辺の楽校は自然環境を復元して造られた大きなビオトープです。
造って初めてわかるのが維持管理の難しさです。日本の自然は活力があるため、すぐに草木
が生えてきます。原っぱにしてもトンボ池にしても、造ったら終わりではなく、そこからが始まりとなります。そこに環境学習の要素も詰まっています。P5203320 (1)
トンボ池は作って2~3年は多様な生き物が棲みつきましたが、草木類が生い茂り、特定の
種類しか出現しなくなりました。狭い面積で生物多様性を図るには、一程度の撹乱が必要で
す。

 

 

P5203330当日も木を切ったりマコモを引き抜いたりなど、エコアップに汗を流しました。抜いたマコモ
やミゾソバを新トンボ池に植栽しました。

 

 

 

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※ 参加者:子供4人、大人3人、スタッフ3人、講師1人+遊びに来た子供達3人、大人2人。

発行!馬入水辺の楽校ガイドブック

教えちゃいます。自然と友だちになる方法
■ 発行!馬入水辺の楽校ガイドブック

 

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ひらつかトンボ入門図鑑に続く、ひらつかトコロジスト図鑑の第2号になります。動植物の専
門的な記述は他の本に譲り、自然と友だちになる方法を紹介しました。
浜口哲一先生(平塚市博物館元館長:故人)に教えていただいたことをベースに、新たな知見や経験を加えました。guide_34_Lguide_38_L

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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川遊びの心得や雨の日の自然観察、五感を使った自然観察の手法など、読み物としても楽
しい内容になるよう心がけました。これを糧に生き物と共存したまちづくりを進めていきます。
河川基金のご支援で発行できました。