ウナギの棲む川づくり

 

絶滅危惧種ウナギの生息環境を保全しようと、笹や枝を束ねた柴漬けの設置を進めています。子どもたちの環学習活動の一環として実施していますが、中での水生生物調査(お魚調べ)では、柴漬けがウナギやカワアナゴ、テナガエビなどの住処になっており、生物多様性の保全策として有効な手法であることがわかりました。

これを一歩進めようと、石倉カゴの設置を検討しています。川の中に石を積み上げ、中に入るウナギを捕まえる伝統的な漁法を工夫したもので、ポリエステルの網でできたカゴの中に石を入れ、沈めます。

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課題は河川管理。川の流れを阻害する懸念があるため、国土交通省の許可が必要です。設置場所の検討や効果を測定するためのモニタリングも欠かせません。

ウナギが絶滅危惧種になった要因はいろいろありますが、川岸が護岸化され、直線になり、ウナギが棲める環境が減っていることが大きいようです。治水と環境保全を両立させた施策の実施が必要になっています。

現在、国土交通省京浜河川事務所と協議を進めています。具体化した場合には市民参加で実施したく思っています。その際はHP等でご案内いたします。