湘南いきもの楽校ではボランティアスタッフを募集しております。
詳細は下記のリンクよりお願いいたします。
素敵な未来を子供たちへ
当法人の2-3月の活動予定を掲載いたしました。
ぜひご参加ください。詳細は下記をご覧ください。
1月12日地べた観察エコスタック作り
2月3日ワイルドライフ入門 ムササビ
2月10日馬入水辺の楽校「お散歩バードウオッチング」
3月9日相模湾ネイチャーウオッチング
3月23日ウナギの棲む川づくり
3月31日ガイダンス
トムソーヤー努力賞
トムソーヤコンクールの努力賞を受賞いたしました。詳細は上記リンクよりお願いいたします。
私たちの活動「川あそび、海あそび、湘南いきも楽校 水ガキ養成講座」が努 力賞を受賞しました。 安藤財団は NHK の朝ドラ「まんぷく」で放映中の、日清食品創業者「安藤百福」 氏が私財を提供して設立されたもの。全国から自然体験活動の企画案が公募され、 50団体が選ばれ、活動報告する中、ユニークで創造性に富んだ13団体が表彰 されました。これを機にさらなる前進を図りたく思っています。 「子どもの時は子どもする」を合言葉に、人と生き物が調和したまちづくり運動 を進めていきます。
恒例の、月見団子づくりと鳴く虫を聞く会を開催しました。団子づくり、お月見、
鳴く虫の三つを楽しんでしまおうと3年前から始めました。僕が子供の頃、月見団子は家庭で
つくりました。そんなに難しいものではなく、ちびっ子でも作れます。粉を練って、丸めて、
蒸して、あんことみたらしを添えてできあがりです。
できあがるまでの途中、後、何分と時計
を見たり、あんこやみたらしを舐めたり、吹けたかどうか試食したり、待ち時間の楽しみもあ
ります。
できあがった団子を持って、水辺の楽校の原っぱでお月様に供えました。十五夜ではありま
せんでしたが、カンタンやマツムシをバックに見る月はなかなかのもの。
団子も美味しくいただきました。そうそう、団子の飾り方ですが、十五夜ですので、普通は15個飾ります。一段目が9個、二段目が4個、三段目が2個です。最後の2個は正面から見て縦に載せます。2個、横に飾ると仏事になるそうです。豊作や健康などを祈願する行事であることなども、ちびっ子に伝えました。
朝、3時30分。あたりはまだ暗い。
眠い目をこすりながら、漁港に入ると、既に定置網の水揚げ作業が始まっている。漁船2隻から、たくさんの魚があがっている。
わが町、平塚市は太平洋、相模湾に面しているが、遠浅でなく、海水浴もしにくいことから、市民と海との距離は遠い。一方で、ウミガメが卵を産みに来たり、スナガニが生息していたり、海浜植物の群落があったり、オオミズナギドリの大群飛が見られたりなど、豊かな自然が残されている。自慢は海岸線にコンクリートの建造物がないこと。昔ながらの松林と自然の渚が残されている。
地元の海の素晴らしさを知ろうと今回の催しを企画した。
今日は漁獲量が多くないそうだが、マダイやメイチダイ、ホウボウやマサバなど、40種余りの魚が捕獲された。20人余りの人が精力的に働いている。キビキビしていて動きに無駄がない。張りつめた雰囲気を感じてか、ちびっ子の無駄口がない。
漁協の方から平塚市の漁業のことが説明された。仕事の開始は夜の1時頃。日曜と荒天時を除き、漁が行われている。「何時に寝るのかな・・」とはちびっ子の声。
昔と比べ、水揚げ量は減っているが、思いのほかの魚が獲れている。大部分が築地や小田原に行ってしまう。「地元の魚を食べたい」とはお母さんの声。
お魚調べは楽しかった。講師は手良村知功さん(東京大学水産実験場)。マアジ、マルアジ、メアジの違いや、深海魚バラムツは食べるのは禁止されていないが、販売禁止の魚であること。
脂にワックスエステルが含まれているため、消化されず、そのまま体外に排出されるため、食べ過ぎるとオシメが必要との説明にみんな驚く。タチウオが立って泳ぐことやミノカサゴに毒針があることなど、知らないことばかり。生き物好きにはたまらない、お魚調べになった。
本日のとっておきは、お魚捌き体験。ちびっ子にとっては未知との遭遇。ハラハラするシーンもあったが、次第に手際がよくなり、上手く三枚におろせるようになった。ちびっ子「あなどるべからず」であった。捌いた魚を、刺身や焼魚などでお腹いっぱい食べた。本日の催し、「疲れた(飽きた?)」の声が一つも聞こえなかった。成果ありの1日となった。
今回の企画、当初は2泊3日の冒険ツアーであった。子供の自立心を育てるため、子ども単独での参加。竹の筏で川を下り、海辺でバンブーテントを作り、定置網漁、自炊体験などを楽しむ予定であったが、参加者が少なく、内容を変更した。どうやら二泊三日が長すぎたようである。