「地域環境保全功労者」として、NPO法人 暮らし・つながる森里川海」が表彰されました。

6月12日、原田義昭環境大臣より「地域環境保全功労者」として、NPO法人
暮らし・つながる森里川海」が表彰されました。
私たちの目標は「地域の自然環境の保全」「いい川づくり」「子どもたちを野
に戻す」の三つ。いずれも道半ばですが、活動が評価されたことは嬉しい限り
です。前に進む活力をいただけました。
これもご支援をいただいている皆様のご尽力の賜物と厚く御礼申し上げます

ありがとうございます。P6120012 (1)

熱中!カエル池かい堀!ちびっ子大元気!

*外来種いっぱい*

カエル池は人工的に造ったビオトープです。ルールは「生き物を人為的に持ち込まない
」。自然にやって来る生き物たちの住処としています。写真3:捕獲開始(圧縮)
しかしながら、生き物を放す人が後を絶ちません。悩みはウシガエルやアメリカザリガニなどの外来種。なんでも食べてしまうので、トンボのヤゴなどの水生昆虫が増えません。そこで、今回のかい堀となりました。開校以来3度目のエコアップです。

 

水質浄化も狙って、繁茂しているヒメガマも抜き取ります。写真9 ヒメガマも抜く
以前と違い、カミツキガメなどの危険な生き物がいるかもしれません。瓶や空き缶などの異物が投げ込まれているかもしれません。

 

 

 

 

 

 

事前点検すると共に、用心して作業するよう、みんなに伝えました。写真6、親子で頑張ります
そうそう、今回の催し、公民館と連携して行いました。TVの「池の水全部抜こうの」
影響もあってか、多くの市民が集まりました。みんな外来種のこともよく知っています。
水抜きは時間がかかりますので、スタッフは朝7時から作業を始めました。
一見すると良い環境に見えますが、ウシガエルのおたまじゃくしが所狭しと泳いでいます。
夕方の観察でウシガエル3頭の鳴き声が聞こえましたので、どこかに潜んでいるはずです。
写真8 ウシガエル 先ずは生き物の捕獲から。全員が初体験ですので、どこか、へっぴり腰。
おっかなびっくりで池に入りましたが、網を入れると、小魚やおたまじゃくし、アメリカザリガニなどがいっぱい入りますので、5分も経たないうちにお大騒ぎ。

 

 

 

 

 

ちびっ子エネルギー全開のかい堀となりました。写真7 ライギョ

「飽きたら休んで」というと、「全然飽きない」と元気な声。

 

 

 

 

 

お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんも大張り切りで、家族総出のかい堀となりました。写真11エコアップ完了 (1)

捕獲された外来種は、ウシガエル(11)、ウシガエルのおたまじゃくし(多数)、アメリカザリガニ(多数)、ブルーギル(2)、ライギョ(2)。在来種は、フナ、モツゴ、ハイイロゲンゴロウ、ヒメタニシ、ギンヤンマやシオカラトンボのヤゴなど。

 

ブルーギルは初記録。誰かが持ち込んだようです。写真10 ちびっこ元気
この日は、暑さで干上がったトンボ池の水入れも行いました。
「生き物の王国づくり」がまた一歩、前に進みました。みんな応援、ありがとう。