湘南いきもの楽校ではボランティアスタッフを募集しております。
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素敵な未来を子供たちへ
6月12日、原田義昭環境大臣より「地域環境保全功労者」として、NPO法人
暮らし・つながる森里川海」が表彰されました。
私たちの目標は「地域の自然環境の保全」「いい川づくり」「子どもたちを野
に戻す」の三つ。いずれも道半ばですが、活動が評価されたことは嬉しい限り
です。前に進む活力をいただけました。
これもご支援をいただいている皆様のご尽力の賜物と厚く御礼申し上げます
ありがとうございます。
「海のものは海のもの。人のモノにすると海が取り返す」宇多高明先生
5月2日、「公開講座・平塚の海を考える」を開催しました。龍城ヶ丘プール跡地の整備問題について、現状を知ろうと企画しました。
人が集まるのかと心配しましたが、杞憂に終わりました。60名余の市民が集まり、より良い平塚海岸の在り方について、学び、意見交換しました
当日は海洋土木の第一人者「宇多高明」先生(一般財団法人土木研究センターなぎさ総合研究所長)をお招きし、平塚海岸の現地視察とひらつか市民活動センターでの講義の二本立てて実施しました。
前段では、相模川河口部の侵食や海岸線の侵食の状況を学びました。宇多先生は今回の催しに先駆け、4月13日に大磯海岸から相模川まで歩き、最新の知見を基に、平塚海岸の侵食の現況や砂の動き、防災や減災、自然と人との関わり方について講義されました。「人間は汀線を埋め立てて開発や手をくわえてきたが、高潮や津波など、災害は減らない、養浜に関しても砂浜に手を加える際には『海は自らの位置を記憶している』という点を認識した上で関わるようにしていく必要がある」。開発に関しては、「先ずは海岸の現状を知ることが大切。その上でYES、NOの判断をする必要がある。平塚の海岸は数千年かかってできている。砂浜は日本の資源。自然のことをよく認識しないと災害を招く」(要旨)と力説されました。
現在、龍城ヶ丘プール跡地の開発計画が進行していますが、今回の講義で「海岸線の侵食問題、高潮・飛砂問題、遊べる海岸線が狭い」など、自然環境の保全、防災、減災問題への対応が優先されることを知りました。
平塚海岸は自然からの預かり物です。未来の子どもたちにより良い渚環境を残していくためには何をすべきなのかじっくり考えようではありませんか。
※ 詳しくは「宇多高明先生講演の要旨」及びユーチューブをご覧ください。
平塚の海を考える:講演1 https://youtu.be/sSpkjiDLuLg
平塚の海を考える:講演2 https://youtu.be/VW5QYPtxuJo
平塚の海を考える:講演3 https://youtu.be/oWnoPmaD6Rk
ウナギの棲む川づくりに取り組んでいます。
馬入水辺の楽校に住み処となる多孔質空間「石倉カゴ」と「間伐材漁礁」を設置し、その有効
性を調査しています。
ひらつかおもちゃ広場を開催します。
楽しい木のおもちゃと遊べます。つるし雛づくりも楽しみます。