海から眺めるわが故郷 相模湾ネイチャーウオッチングクルーズ

森と海はつながる。
海の自然を知ろうと漁船をチャーターし、春の海原に出向きました。
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狙いは洋上に飛来する海鳥の観察。春のオオミズナギドリの大群を期待しましたが、今回は出会うことが叶いませんでした。
しかしながら、北の海に生息するウトウ2羽が観察されたほか、カンムリカイツブリやウミアイサの飛翔、烏帽子岩で冬を越すハマシギやミユビシギの群れなどを観察することができ、一同大満足。

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ちびっ子たちも熱心に双眼鏡を覗きました。個人的には広がる海原は爽快で、日頃のうさが吹っ飛びました。一言、「気持ちいい~」のでありました。

ところで、筆者は生まれも育ちも平塚なのに、何も知らない相模湾であります。
何故かと考えるに、平塚海岸は遠浅でなく、泳げないことやいろいろな魚が獲れるのですが、築地等に行ってしまい、地元の食卓をあまり賑わさないことなどからかなと思っています。
こうして洋上に出たり、定置網漁の見学をしたりすると、目の前に豊穣の海が広がっていることに気がつきます。P3090083
立ち位置を変えると見えないものが見えてきます。
海から見る湘南海岸は、砂浜がか細く貧弱で、クロマツ林もかろうじて残っている感じで、津波が来たらひとたまりもないのではと感じました。
海岸線は1954年対比で45m程侵食されています。ダム湖のに溜まる土砂を海に戻さねばと思う相模湾ネイチャーウオッチングクルーズでもありました。

足元の自然を知る やめられないです。地べた探検!

冬の「地べた探検」はワクワク、ドキドキの連続です。

朽木の下や木のうろ、石の下などを探ると色々な生き物に出会えます。

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冬はなんにもいないと思うなかれ!足元に生き物の世界が広がっています。 枯葉をめくるとゴマダラチョウの幼虫が、ひっそり。一つの出会い、気づきが次の出会いを生みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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木のうろを探ると、出ました、馬入初記録のトゲアリの集団。かっこいい!

 

 

 

 

 

 

 

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朽木の下を探るとカブトムシの幼虫がゾロゾロ。 持って帰りたいとの声に「夏の成虫を待とう」とやんわり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おおっと!コガタスズメバチの越冬個体が! 夏は怖くて触れませんが、温度が低くて動けませんので、恐る恐るタッチ。 ※体温が上がると動き出しますので、指導者がいないときは絶対に触らないように。
おおっと!コガタスズメバチの越冬個体が! 夏は怖くて触れませんが、温度が低くて動けませんので、恐る恐るタッチ。 ※体温が上がると動き出しますので、指導者がいないときは絶対に触らないように。

この日も、カブトムシの幼虫や越冬中のコクワガタの成虫、コガタスズメバチやヒメマイマイカブリ、ゴマダラ チョウの幼虫やクビキリギス、マルカメムシ、トゲアリ、ヨコヅナサシガメ、クロベンケイガニなどが次々に現れ、ちびっ子たちを魅了しました。

単なる観察会で終わらせないのが馬入のおもしろさ。生き物の住処を作ろうと椎茸の廃木を積んだり、ワラジボードを設置しました。みんな大張り切りで、熱気があふれました。

 

 

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生き物の住処をつくるため、椎茸の廃木を積みました。 木の中、木の下に生き物の王国が広がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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コンパネを敷いておきますと、板の下が生き物の住処になります。 ワラジムシなどがたくさんすみつきますので、浜口先生(故人)が「ワラジボード」と名付け ました。

「この場所、秘密だから、みんなに教えるなよ」と、リーダー。その瞬間、子どもたちの目がキラり、ニヤリ。自慢しちゃうもんねという反応に、「生き物たちの住処だから、そっとしておいてね」と再度のお願いをして、観察会終了。

あっというまの3時間でありました。

*参加者:子ども11、おとな8、スタッフ3、講師1=23人

トムソーヤコンクール 努力賞

トムソーヤー努力賞
トムソーヤコンクールの努力賞を受賞いたしました。詳細は上記リンクよりお願いいたします。トムソーヤースクール企画コンテスト努力賞

私たちの活動「川あそび、海あそび、湘南いきも楽校 水ガキ養成講座」が努 力賞を受賞しました。 安藤財団は NHK の朝ドラ「まんぷく」で放映中の、日清食品創業者「安藤百福」 氏が私財を提供して設立されたもの。全国から自然体験活動の企画案が公募され、 50団体が選ばれ、活動報告する中、ユニークで創造性に富んだ13団体が表彰 されました。これを機にさらなる前進を図りたく思っています。 「子どもの時は子どもする」を合言葉に、人と生き物が調和したまちづくり運動 を進めていきます。