野山の虫と友達になる!完成、昆虫ホテル

11月23日、快晴。虫たちが冬を越せるようにと「昆虫ホテル」を作りました。材料は使い終わった木製のパレットやブロックなど。隙間に藁や竹などを詰め込みました。雨に濡れないよう屋根もつけました。さて、どんな生き物が棲みつくか期待大であります。春には昆虫調べをやる予定です。
*この日、力を振るった、いや!楽しんだ仲間たち。子ども7、大人11人=28人

風で飛ばされないよう、周囲を杭で補強。切り出した竹や藁を差し込みました。

雨で濡れないよう屋根をつけました。

キムネクマバチが棲みつくよう、竹筒を差し込みました。メンテナンスが必要です。

大切にしてもらおうと、立て札を作りました。壊したり、竹筒を引き抜いたりしないでね!

主役は子どもたち。かわりばんこに杭を打ちました。

野鳥の巣箱ではありません。昆虫冬越しボックスです。

春に作ったワラジボード2枚を設置しました。開けたら閉めてね!

おおっと!オオカマキリが元気でした。エノキの葉裏にカメノコテントウ1、巣箱の中にミスジマイマイ2が冬越ししていました。

この日のおまけは木登り遊び。いや!木乗り遊び。横に伸びたエノキに乗って遊びました。

完成!昆虫ホテル。見事な出来栄えにみんな大満足!

冬は鳥見が楽しい!

冬季、馬入水辺の楽校は野鳥たちの姿でにぎわいます。木々の葉が落ち、見通しが良くなるため、バードウオッチングを始めるのに最適な季節です。主役は北の国から渡って来る冬鳥たち。もう何十年も野鳥を見続けていますが飽きることがありません。ミサゴが川に飛び込み魚を獲るシーンやカワウの群飛など、心躍る出会いに目を奪われます。湘南いきもの楽校では12〜3月まで、毎月一回、お散歩バードウオッチング開催しています。12月10日、1月8日、2月11日、3月9日に開催します。時間や参加費、申し込み等の詳細はHPのお知らせをご覧ください。

シジュウカラが木々の間をせわしなく飛び交います。胸の黒いネクタイが目印です。
クイナの仲間オオバン(冬鳥)が群れで見られます。
愛くるしいジョウビタキの雌が看板にとまりました。
水辺の常連トビです。尾が三味線のバチ型です。のんびり帆翔しています。タカ類の識別はトビから。いつ見てもトビだとわかるようになると、他のタカ類の識別につながります。
ノスリは冬の使者です。
ハイタカが梢にとまりました。滅多に見れないシーンにドキドキしました。
魚を獲る冬鳥のミサゴです。足から水に飛び込み、ボラなどを捉えます。
モズのギチギチという声が響きます。梢の先端によくとまります。
冬鳥の代表選手、ツグミです。常に胸を張っています。見習いたいものです。
お花畑ではヒバリが集団で冬を越します。地鳴きはビルッビルッ。3月になり、暖かくなると囀ります。
チュウダイサギです。狙うは小魚。引き潮の時、よく餌をとります。
カムリカイツブリ(冬鳥)は水に潜り小魚を捕らえます。何秒潜っているか数えてみよう。
ユリカモメも冬鳥。白い体に赤い嘴が目立ちます。






おもしろ、楽し!湘南ピクニック土手の下のSDGs

11月12日(日)、肌寒い1日でしたが、生きものを愛する温かい心に包まれ、とても楽しい1日となりました。活動紹介パネルや自然観察壁新聞、ダンボールで作った生きものが飾られ、水辺の楽校の魅力や楽しさがアピールされました。クズのつるの輪投げや夜の紙コップキャンドルまで、楽しいプログラムが満載でした。生物多様性の保全やウミガメの来る海岸づくり、流域治水やマイクロプラスチック問題の啓発など、SDGs推進の重要性も訴えられました。
何よりも嬉しかったのは会員参加で開催できたことです。自然ガイドパネづくりやバタフライガーデンづくり、壁新聞づくりやダンボールアートづくり、草刈り作業など、これまでの積み重ねが花開きました。前日の壁新聞の裏打作業や当日早朝の準備作業、会場の設営から片付けまで、会員みなさんのご尽力をいただきました。ありがとうございます。また来年も楽しみましょう!

*浜口哲一自然観察の路
自然観察の路の整備が着々と進んでいます。ガイドパネルが設置できました。自然観察きっかけパネルが増設されました。楽校に来たら見てね!

ダンボールアートで作った力作20点が展示されました。なかなかの出来栄えです!

SDGsのメッセージボード。羽のところにメッセージを書いて、貼ってもらいました。

自然観察の壁新聞。右上はカブトムシの飼育記録。「みんなの畑」の踏み込み温床で採れた幼虫の飼育記録です。7月2日10:06にサナギであったものが、12:08分に羽化。細かい観察力に脱帽。イラストも素敵ですね!

松原小学校3年生による壁新聞。水辺の楽校での自然体験や生きもの調べのことなどがとても良くまとめられています。子どもたちの感動が伝わってきました。

平塚海岸をアカウミガメの楽園にしよう!
海街フェス実行委員会の皆さんがアカウミガメの保護を訴えました。

熱中!ウミガメレース!

毎年大人気の片山どんぐりさんとおかんばやしの皆さんによる音楽パフォーマンス。
寒さを吹き飛ばしてくれました。

もくもくさんの木の恐竜づくり。列を成す人気でした。

国土交通省京浜河川事務所が流域治水の重要性を訴えました。気候変動で大雨による被害が続出しています。ダムや堤防に加えた新たな治水対策が必要になっています。家庭でできる治水対策を教えてもらいました。雨量計のデモンストレーションなど、難しい問題をわかりやすく説明してくれました。

トランプゲームで流域治水のことを学びました。ゲーム感覚で学べます。子どもたちの人気となりました。

キャンドルナイトで夜の水辺を楽しみました。幻想的な光で包まれました。