春は鳥見が楽しい

馬入水辺の楽校は川や湿地、草原や林など、多様な環境が形成されていることから、多くの野鳥に出会えます。中でも春と秋の渡りのシーズンには1日で40種を超える時があります。時間は早朝、日の出30分後ぐらいがベストです。あまり動き回らずに1箇所でじっくり待つのがコツです。種類数を競うのではなく、行動を観察すると鳥見の面白さに気づきます。

*5月3日お散歩バードウオッチング(29種)
 参加者:大人6、子ども5、スタッフ3=14人

ツグミが1羽、北へ帰らず残っていました。セッカやオオヨシキリが盛んに囀っていました。   ササゴイ2羽が小魚を獲っていました。デッキから良く見えました。

*記録種:カルガモ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、イソシギ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、トバト、ガビチョウ

展望デッキは一押しの観察ポイントです。ヤギ島の葦原や水際などを丹念に探します。干潮時がおすすめです。干潟で採餌するメダイチドリやハマシギ、キアシシギ、チュウシャクシギなどが観察できます。

*鳥見人Kさんのフィールドノート(5月7日)から

ツバメが芝生の上を低く飛び回っていました
ササゴイは首を伸ばして飛ぶと、前後のバランスがカッコ悪い(笑)
キアシシギは背中側からだと色が目立たず川原では見つけにくい
セッカがデッキにいる我々の頭上を何度も飛びました
スズメが花畑からイモムシを咥えて通路に出て来たと思ったらゴックン!
ホオジロの正面顔が一番の歌舞伎顔です
トビも猛禽の端くれらしく、精悍な顔つきですね。でも黒目が優しい